台風で天気の悪かった3連休の最終日、六本木の美術館に行ってきました。
■ ル・コルビュジエ展(森美術館)
http://www.mori.art.museum/contents/lc/index.html
建築はあまり詳しくないので、実はコルビュジエの事もよく知りませんでした。ただ、デザインの本などで彼の考えた「モデュロール」という尺度や、黄金比を意識したデザイン手法に興味があったので行ってみようと思いました。
今回の展示では、彼のアトリエや実寸大に再現した住宅模型などがあって、実際に彼の作品を体感することができました。あと、DVDによる映像資料がさくさん用意されていたので、コルビュジエ初心者の私もいろいろと学ぶことができました。
そしてやはり、幾何学的で複合的な彼の作品は美しい、と思いました。
■ 深澤直人ディレクション Chocolate(21_21 DESIGN SIGHT)
http://www.2121designsight.jp/schedule/program.html
もう1つ、ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHTで行われていた、Chocolateに行ってきました。
深澤さんのデザインは前から好きで本も何冊か持っています。今回は身近なチョコレートを通していろいろな世界を体験するというもので、様々なデザイナーの作品が展示されています。
各作品の中にいろいろな「なるほど!」が散りばめられていて、デザイナーの発想に「んーやるなぁ」と思いながら作品を楽しむことができました。
中でもやはり深澤さんのセンスが飛びぬけていた様に思います。決して奇をてらったデザインではなく、誰もが日常の生活の中で見たり体験したことのあることに、意味や価値を見出すそのセンスは、やはりすごいと感じました。
いろいろ面白いモノがあったのですが、その中でもこの作品を見たときは思わず噴き出してしまいました。
遠山夏未 “コットン70% チョコレート30%”2007
http://www.japandesign.ne.jp/HTM/JDNREPORT/070530/chocolate/3.html
ほんと、人っていろいろ考え出しますねぇ。